これからお盆休みや夏期休暇などで、休暇を取得される方が多いと思います。
このような長期休暇には、ウイルスやフィッシング詐欺による被害が数多く発生します。
被害を受けるだけではなく、あなたが加害者にならないためにも、 適切なセキュリティ対策を行いましょう。
例えば企業のシステムにおいて、長期の休暇でシステム管理者が不在になることで、ひとたびウイルス感染や不正アクセスの被害にあうと、誰も止められることができなくなってしまいます。
これは企業だけのことではありません。
紛れ込んだ、たった1通のウイルス付きメールが、感染拡大につながってしまうのです。
みなさんも下記のような最低限のポイントを押さえて、夏期休暇を気持ちよく過ごしましょう。
休暇中は、ご自宅はもちろん、外出先でのインターネット利用の機会も増えるかと思います。
「Windows Update」や「Microsoft Update」により、お使いのパソコンを最新の状態にして休暇に臨みましょう。
「Windows Update」を利用して、パソコンのセキュリティホールを確実に塞いでおきましょう。
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長期休暇中はウイルスメールやフィッシング詐欺メールが増えると言われています。
インターネット利用の機会も増えることから、被害の増加も予想されます。
不明なメールや、見覚えのない請求情報の画面は開かないようにしましょう。
タイトルや差出人に身に覚えがないメールは開封せずに削除しましょう。
銀行やクレジット会社を装ったメールには注意してください。IDやパスワードの入力を催促するメールは、必ず内容を銀行やクレジット会社に電話で確認しましょう。
休暇で会社や家のパソコンを長い時間立ち上げていない場合、ウイルス対策ソフトの定義ファイルが古い状態のため、パソコンを利用する前に注意が必要です。
また、休暇中は写真やムービーの撮影により、USBメモリなど外部記憶メディアを使う機械が増えると思います。USBメモリを介したウイルス感染が増加していますので、取り扱いに注意しましょう。
必ずウイルス対策ソフトの更新を行い、定義ファイル・パターンファイルを最新の状態にしてからパソコンを利用しましょう。また、ウイルスチェックを行ってからパソコンを利用することをおすすめします。
撮影した写真やムービーなどをUSBメモリからパソコンにコピーする前に、ウイルススキャンを行うようにしましょう。USBメモリでデータを受け取る時も同様に注意しましょう。
セキュリティ対策を万全にして、よい夏期休暇をお過ごしください。