インターネットに接続すると、友人とのメールのやりとりや、オンラインショッピング、ブログの公開など楽しいことがたくさんできるようになります。
ただし、パソコンがコンピューターウイルスに感染したり、住所や名前などの情報が流出するなど、さまざまな危険もあります。インターネットを安心して楽しむために、セキュリティについて最低限心がけて欲しいポイントをまとめました。
ここでご紹介することを日頃から心にとめて、被害を未然に防ぎましょう。
基本的なことですが、とても重要なことです。ホームページを見たり、インターネットに接続しているだけで感染してしまうウイルスも存在します。
また、インターネット上にはウイルスだけでなく、スパイウェアやフィッシングといったさまざまな脅威があります。
ウイルス対策だけでなく、総合的にセキュリティ対策のできるサービスを利用しましょう。
古いOSやソフトウエアには、「セキュリティホール」と呼ばれる、セキュリティ上の問題があることがあります。
セキュリティホールをそのままにしておくと、悪意のある人に不正侵入されてパソコンを勝手に操作されたり、パソコンの中のデータを改ざん・削除されてしまう危険性があります。
セキュリティホールを改善するには、更新プログラムを適用したり、ソフトウエアをバージョンアップしましょう。
メールは便利な情報交換のツールですが、ウイルスがメールにくっついて送られてきたり、会員情報やクレジットカードなどの情報をひきだそうと、偽のサイトへと誘導するメールが送られてくる(フィッシング)ことがあります。
不審なファイルがメールに添付されている場合は、そのファイルを絶対に開いてはいけません。
また、会員情報の入力を促すような不審なメールのリンクをクリックしないようにしましょう。
ウイルスメールやフィッシングメールは差出人を詐称している場合もあるので、差出人が知人であっても、安易に開くのはやめましょう 。
パソコンやインターネットを利用するようになり、日常生活でパスワードを使う機会が増えました。パスワードは本人確認のため、第三者が不正にアクセスするのを防ぐためのものです。
ログインパスワードやメールのパスワードをはじめ、売買や取引をしたり重要な情報を扱うようなときは、慎重な管理が必要です。
パスワードの管理は以下の点に注意しましょう。
インターネットでは、情報を見るだけでなく、ブログや掲示板、SNSなどに情報を書き込みすることもできます。書き込まれた内容はインターネットを通じて、同時にたくさんの人が見ています。
現実の世界と同じように、インターネットの向こう側にいる人たちの中には、いい人も悪い人もいます。
常にたくさんの人から見られていることを意識しましょう。
インターネット上に掲載された情報は誰でも簡単に加工・利用することができ、一度インターネット上に掲載された情報は、誰かがコピーしてどこかに別の場所に掲載したり、漏えいしてしまったら、後から削除することも取り戻すこともできません。
下記のような個人を特定できる情報を不用意に書き込みをするのはやめましょう。
無線LAN対応機器や公衆無線LANサービスの普及により、LANケーブル不要な無線LAN接続が一般家庭や外出先でも一般的になってきました。
ただし、セキュリティ設定を行わないと、自宅の無線LANへの不正にアクセスや、メールやデータを盗み見(盗聴)されてしまう可能性があります。
最低限、下記のようなセキュリティ設定を行い、不正利用を防ぎましょう。