パソコン購入時にインストールされていたソフトウエアや、お客様がインストールしたソフトウエアでも時間の経過とともに欠陥や脆弱性が発見されることがあります。
脆弱性をそのままにしていると、弱点に対して脅威となる攻撃を仕掛けられて、ウイルスに感染してしまったり、他人に侵入されてしまう危険性があります。
脆弱性となるのは欠陥が多いのですが、そのソフトウエアを開発する人が予想していなかった利用方法や、開発段階での見落としなど、潜在的な問題点が脆弱性として見つかる場合もあります。
このようなソフトウエアの欠陥(バグと言います)や仕様上の欠陥による脆弱性が発見されると、開発者から修正プログラムが提供されます。
システムを安全に保つために必用な修正プログラムですので、速やかに適用しましょう。
パソコンにあらかじめインストールされていることも多い、Microsoft Office製品(Microsoft Wordや Excelなど)も例外ではありません。
Microsoft Office製品のアップデートについて、Microsoft Updateを利用すると簡単に行うことができます。
こうした修正プログラムは月に1度定期的に公開されているので、こまめに確認する習慣を身に付けましょう。また、危険度の高いセキュリティ対策が必要になったときは緊急に公開される場合もあります。