「個人情報」とは、個人を特定することができる情報のことを言います。
1つだけでは特定できなくても、組み合わせることであなたが誰だかわかってしまうような情報(メールアドレスやアカウント、パスワードなど)も「個人情報」に含まれます。
個人情報保護法が施行されるなど、管理意識が高まっているにも関わらず相次いで企業や学校から情報漏えいが明らかになるなど、管理体制が万全であるとは言えない状況にあります。
個人のお客様は、さらに個人情報の管理に対する危機意識が薄いのが現状です。気付いていないだけで、さまざまな情報が漏れている可能性は否定できません。
インターネットは、誰が見ているかわかりません!SNS(ソーシャルネットワークサービス)などのコミュニティサイトや掲示板など、不特定多数の人が見られる場所や信用できないホームページには、自分の電話番号、住所などの個人情報は絶対に書かないようにしましょう。
コミュニティサイトや掲示板を利用しているときは、書き込んでいる人しかその場所を見ていないとつい思いがちです。しかし、閲覧をしている人の数は、書き込む人の数百倍、数千倍もいるかも知れません。
常に「ここは秘密の場所ではない」と意識することが大切です。
近頃発生する個人情報漏えい事件は、個人情報が入ったUSBメモリの紛失によるものがほとんどです。すべてのデータを外付けのUSBメモリに保存することができて非常に便利ですが、セキュリティ対策を施さないまま他人の手に渡ったら、簡単に情報が流出してしまうことになります。
最近の商品ではパスワードロック、暗号化などの機能を有するものが増えていますので、常に持ち運んでいるような人は、このようなセキュリティ機能を有する製品を選びましょう。